プリン体OFF・糖質OFFのビールの危険性
、プリン体は分解されて尿酸に変化し体外に排出されますが、尿酸量が排出能力を超え、体内に蓄積されると痛風の原因となるといわれています。プリン体を多く含む食品としては、 レバー類、白子、一部の魚介類(エビ、イワシ、カツオ等)や、干し椎茸があげられます。ビールや発泡酒に含まれているプリン体は麦芽由来です。また、お酒では、蒸溜酒よりも醸造酒の方が多く含まれています。通常、ビールには100mlあたり約5-10mg程度、発泡酒にはその約半分量含まれています。ビール・発泡酒のプリン体量は、100mlあたりではそれほど多くはありませんが、お酒を毎日飲む人は痛風の危険度が高いと言われています。
引用元:サントリー
つまり、もともと体にある物質だが、排出しきれずに体の中に蓄積しすぎると
「痛風」になってしまう。
なので、プリン体が含まれる通常のビールは控えて、
現在売り出し中の「プリン体ゼロ」ビールを飲みましょう!
というのがビール会社の最近の戦略なんですね。
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実はビールに含まれるプリン体は少なめ?
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普通のビールではなく、プリン体ゼロのビールを飲むなら痛風になる危険性は減るのだろうか?
そう信じてネットで調べてみると、気になる記事を見つけました。
酒に含まれるプリン体は一般食品に比べれば極めて少ない。多いと言われるビールで見てみると、サッポロ・ヱビスビール10+ 件が約11mg、サントリー・プレミアムモルツが約9.5mg、キリン・一番搾りが約8.8mg、アサヒスーパードライが約5~6mg(いずれも100mlあたり)である。
一方、食品に含まれるプリン体は、鶏モモ肉が122.9mg、牛モモ肉が110.8mg、豚ヒレ肉が119.7mg、カツオが211.4mg、マグロが157.4mg、マイワシが210.4g、スルメイカが186.8mg、豆腐が20.2mg~31.1mg、枝豆が47.9mgである(いずれも100gあたり、以下同)。
酒のつまみで、モモの焼き鳥1本100g(プリン体・約123mg)を食べれば、キリン一番搾りの350ml缶ビール4本分(1400ml)のプリン体(約123mg)を摂取したことになる。カツオの刺身100gのプリン体10+ 件は、アサヒスーパードライ350ml缶10本分(6mg×35=210mg)に匹敵する。
引用元:ダイヤモンドオンライン
ここまで読み進めていただいた方は、もうおわかりだろう。
僕らはビール会社にまんまとノセられていた!!
ビールには、(あんまり)罪はなかった。
というわけだ。
ビール自体には、プリン体の含有量は少ないのだが
おつまみにプリン体が多く含まれている。
あなたがビールをプリン体オフのものに変えても、おつまみでプリン体を
たくさん摂取していては全く意味がないのだ!!!
プリン体の多い食べ物
※100gもしくは100mlあたりのプリン体含有量の目安です。
例:アサヒスーパードライ 約6mg →350ml缶で21mg
•鳥もも肉 122.9mg →ビール5.8本
•カツオ 211.4mg →ビール10本
•スルメイカ 186.8mg →8.8本
•明太子 159.3mg → 7.5本
•鶏レバー 312.2mg →14.8本(!?)
含有量はダイヤモンドオンラインより抜粋。
いかがでしょうか?ビックリしましたよね!?
ビールのお共に欠かせないおつまみである食べ物に
こんなにもプリン体が大量に含まれていたという事実!!
ビールを飲む人が痛風にかかるというのは、
ビールを飲みすぎるということよりも
ビールと一緒にスルメイカやカツオの刺身など
プリン体が多く含まれるおつまみを食べていたからだったんですね!!
糖質とプリン体は食べ物における旨み成分である。
特にプリン体は脂肪・アミノ酸と並ぶ旨み3大成分である。
それをカットしている飲み物なのに、なぜ「旨い」と売れているのか!?
旨み成分を消しただけでは美味しいビールは作れない。
代わりに旨みのある添加物を入れている、というのがカラクリである。
糖質とプリン体、世界初2つのゼロが売り文句の発泡酒、サッポロ・極ゼロは、発泡酒の原材料である麦芽、ホップ、大麦の他に、苦味料、カラメル色素、スピリッツ、水溶性食物繊維、エンドウたんぱく抽出物、香料、酸味料、安定剤(アルギン酸エステル)、甘味料(アセスルファムK)が使われている。
一方、同じサッポロの発泡酒で北海道生搾りは、100gあたり糖質が3.2g、プリン体が約3.4mg含まれているが、原材料は、麦芽とホップ、大麦、糖類だけである。つまり、2つ(糖質とプリン体)をゼロにしようとすれば、代わりに酒には似合わない添加物や原材料が目白押しになるのである。
引用元:ダイヤモンドオンライン
そして、原材料に含まれる「アセスルファムK」が一番危ないらしい…
動物を対象に、アセスルファムKを0.3%、1%、3%分が含んだ餌を
食べさせた実験結果では、一番含有量が少ない0.3%でもリンパ球が減少し
3%含まれた餌を食べた動物は肝臓に障害が起こった時に増えてしまうGDP値が
増加したのだ。
つまり、このアセスルファムKは免疫力を下げたり、肝臓に悪影響を与えたりと
体にとって悪いことが指摘されているのだ!!
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まとめ
ビールそのものに糖質・プリン体がそれほど多く含まれていないことがわかったが
アルコールを摂ることで食欲が増大し、糖質・プリン体をたくさん含むおつまみを
食べ、結果的にたくさんの糖質・プリン体を摂取してしまっている現実がある。
どうせ飲むなら、少しでも糖質・プリン体を摂らない方が良いだろうと
「糖質・プリン体オフ」のビールを選んでしまうと、
旨み成分をカットした代わりに、入れられた甘味料「アセスルファムK」を
摂取することとなり、免疫力が下がったり肝臓を傷めてしまうこととなる。
この二つのことから、健康に良いかも…と「糖質・プリン体オフ」のビールを
飲み続けると、健康に良いどころか反対に健康を害してしまうということになる。
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